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わたしの街の賃貸事情について

わたしの街の賃貸物件事情について。
そもそもわたしの住む街はちょっと特殊だと思う。
準工業地帯というらしい。
すごい工場が立ち並ぶ訳ではないけど、住宅地ではないし、田園が広がる訳でもないし…都会でもない。
具体的にいえば、かつて陶器で栄えていた街。
…そう<かつて>なのだ。
年月の経過と共に完全に衰退した産業は、街を不自然なバランスで替えていったと思う。
子供のときほとんどが工場で、空のあんまり見えないのが当たり前だった。
けど今はそのほとんど全てが住宅になり変わっている。
そこで不思議な流れなんだけど。
年月とともに1つ、また1つと工場が更地になっていった訳だけど、そんな訳で1つの工場の空間っていうのは案外広い。
一軒の家が建つスペースではなく、ちょっとした住宅地であったり、マンションであったり、またはちょっとしたコーポなんかの賃貸物件が立ち並ぶことになった。
大きな1つの企業ではないだけに、つぶれていった個々の工場の規模は様々、なのでいろんな種類の住宅が立ち並んでいった訳だ。
駅からも近いという立地も特徴で、住宅という選択が待っていたっていう感じ。
間取りを広くとるよりも、シングルまたは小さい子供対応の少ない部屋数の物件も多い。
新しい一軒家や賃貸マンションには新たに住む新しい住人、シングル向けのコーポには独身だし、誰がどのくらいの期間で住んでいるのか分からない。
それと、つぶされていくのは工場であり、実は大半の昔からの住人はそのままなのだ。
本当に様々。
どこかがんじがらめではなく、けどどこか昔懐かし空気が混じっている。
そんな街でギュッと賃貸物件でたくさんの人も住んでいるとこなのだ。

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